最近になって大手企業で共通して話題になっている言葉が一つあります。それは「コンプライアンス」です。日本語に直すと「法令遵守」、文字通り「企業が法律などをきちんと守ること」を意味しています。具体的には、「社員の労働時間」や「取引先との接待」などについて関する決まりや倫理がきちんと守ることがコンプライアンスを守ることになります。

 

 大企業ではこのコンプライアンスを守ることが従業員として最低限のマナーとするところが増えてきており、特に中途採用などの面接・試験ではコンプライアンスに関する問題や質問が課されることが増えてきています。

 

面接の注意点

 もしも、転職の為に大企業で面接を受けるとしたら次のような注意が必要です。仮にあなたが「前職で1ヶ月200時間の残業をこなす」とても過酷な環境で労働していた経験者だったとして、コンプライアンスを重視する大企業の面接ではそのことを素直に言ってはいけません。これは絶対です。

 

残業に関するの質問

 200時間の残業をこなしていることは「それだけ企業に貢献している良い社員である」とつい考えてしまいがちですが、コンプライアンスの視点から見るとこれは間違いです。ご存じの方も多いと思いますが、労働基準法の中には「36協定」と呼ばれる残業時間の決まりがあるのです。200時間の残業をしていたと面接で言ってしまった場合、「36協定について知っているか?」「なぜそれだけ残業がおおいのか?」などについて聞かれてしまいます。

 

 限られた面接時間の中で、「最低限のマナーとされている部分を知っているか」をわざわざ詳しく確認されることで時間を浪費するのは大きなマイナスになります。(一ヶ月45時間以上の残業をしても、条件付きでの延長は協定の中で許されていますが、それでも基準は1ヶ月45時間の残業です。大企業の多くは36協定の基準を大きく超えることに対して良い印象はもっていません)

 

 

また、面接での200時間残業の告白は前職の企業の印象も悪くするため注意です。(以前勤めていた会社は、社員の残業時間の管理ができていない企業であると告白しているのと同じです)

 

まとめ

 上記のケースは極端な例では有りますが、1ヶ月45時間以上の残業をしている方は注意して下さい。コンプライアンス違反をすることは不正の温床になったり、企業価値を損ねかねない危険を含む為、今後も重点的に面接などでチェックされると思われます。大企業への転職を検討される方は要チェックです。



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